• エリア 中津市
  • ジャンル
    • 芸術・文化・街並

施設名 青の洞門

菊池寛の小説「恩讐の彼方に」で全国的に知られた”青の洞門”は、山国川に面してそそり立つ競秀峰の裾にあるトンネルです。
江戸時代、諸国遍歴の旅の途中この地を訪れた禅海和尚が、鎖渡しと呼ばれる難所で命を落とす人馬を見て、洞門開削工事に取り掛かり、約30年の歳月をかけて明和元年(1764年)に完成したものです。ノミと槌だけで掘り抜いた隧道の長さは約342メートル、うちトンネル部分の延長が約144メートルあります。
現在の洞門は、当時からはかなり変化しているものの、一部に明かり取り窓やノミの跡が残っており、禅海和尚の不屈の精神が偲ばれます。
紅葉の名所としても知られ、シーズンになると多くの人で賑わいます。
(2022.3)

基本情報

住所
大分県中津市本耶馬渓町曽木・樋田
お問い合わせ
0979-52-2211(中津市役所 本耶馬渓支所)
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