東光寺は、臨済宗妙心寺派。正保4年(1647)無説円真禅師を開祖とし、薬師如来と縁が深いことから医王山東光寺と称しています。薬師堂には、西野浦の海中から応永13年(1406)に引き揚げられたと伝えられる薬師如来像が安置されています。薬師如来は近隣の漁師たちに海の守護仏として信仰が厚く、正月八日の縁日には参拝者で賑わいます。