- エリア 杵築市
-
ジャンル
- 芸術・文化・街並
施設名 勘定場の坂
杵築城と北台武家屋敷を結ぶ坂道で、坂の上からは杵築城を見ることが出来ます。江戸時代に収税や金銭出納の役所があったことから名づけられました。
藩主および武士が通行した坂で広く、前面にゆるやかな傾斜がある石段は、駕龍かきの足に合わせて造られています。また、側溝には上からの水が一気に流れないよう工夫されています。
53段ある石段は、約150年まえに姫島から取り寄せた石でつくられており、真っ直ぐに伸びたこの坂道には、飾らない素朴さがあります。武家屋敷から城に向かって下りていくと、数えて24段目の石畳の中に「富士山」の形の石があり、「西(24)の富士」と呼ばれるこの富士山の一段下には、湖に映る逆さ富士の模様まで見ることができます。