• エリア 臼杵市
  • ジャンル
    • 歴史・神社・仏閣
    • 芸術・文化・街並

施設名 九重塔

文永4年(1267年)に造立された鎌倉時代の層塔で、大分県を代表する石造美術品のひとつです。石質は凝灰岩、総高595センチ、基礎は高さ43センチ、巾106センチ、四面には大形の格狭間が一個ずつ刻まれています。軸部は四角で、初重は高さ78センチ、巾77センチで東面に薬師、南面に釈迦、北面に弥勒、西面に阿弥陀の四仏が陽刻してあります。また北面の向って左端には、「起立文永ニ大歳ニ丁卯(西暦一ニ六四年)卯月八日僧定仙敬白」(特色としてニの字を二つ重ねて四をあらわしている)と銘文が刻まれています。豊後の石造塔婆のあらゆる要素は、この塔を基にしているといわれています。昭和29年に国の重要文化財に指定されています。

基本情報

住所
大分県臼杵市野津町大字王子水地
お問い合わせ
0974-32-2220(吉四六の里観光協会)