- エリア 中津市
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ジャンル
- 歴史・神社・仏閣
- 芸術・文化・街並
施設名 大江医家史料館
中津藩は学問が非常に盛んな地域でした。(中津奥平藩3代目藩主昌鹿や、自身も蘭学者であった5代目藩主昌高など、蘭学の推進に力を入れていたこともその大きな要因の1つです。)江戸の中津藩で翻訳書「解体新書」を刊行した前野良沢や、その100年後同じ地で慶応義塾を創設した福沢諭吉など多くの偉人を輩出しています。(日本初の歯科医である小幡英之助も中津の出身です。)
また、医学面では先進的な取り組みを数々行っていました。大江家5代目雲澤は、華岡医塾大阪分塾で麻酔術を学び、藩医の傍ら医塾を開き、多くの門人を育てました。大江医家史料館には、「解体新書」などの蘭学関係の史料の他、これらの歴史にまつわるたくさんの興味深い史料が大切に保管されています。その史料に触れると、医学にかけた先人たちの熱意や情熱がありありと伝わってきます。
また職員の方が丁寧に説明してくれるので解りやすく歴史を学ぶことができます。村上医家史料館との共通券を利用して、同時に観覧するとさらに深く歴史を知ることができます。