- エリア 竹田市
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ジャンル
- 歴史・神社・仏閣
施設名 空井戸跡
深さは48尋(ひろ)で約73mあります。
幕末の12代岡藩主・中川久昭公は、この井戸に百姓を入らせて調査させました。その結果、財宝も抜け穴もなく、観音様が祀られていることが分かりました。当時の記録集、空井戸覚えには、『がっかりした藩主は、百姓へのご褒美の約束も忘れてしまった』と書かれてあります。
地質の学者によると、あと8mほどで水の層に達していたようですが、底はとても固い岩盤でそれ以上は掘り進めることができなかったと考えられています。