- エリア 豊後大野市
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ジャンル
- 歴史・神社・仏閣
施設名 大化五十谷磨崖仏(たいかごじゅうたにまがいぶつ)
階段状のせまい田圃の上の畦に山際の崖に露出した凝灰岩の表に、龕状に彫りくぼめた中から、浮き出すように未開蓮華を小さな両手で持する観世音菩薩立像1躯は彫出されています。相貌は生々しいほどに実用的で、着衣は厚く袖口の襲が四重に刻まれており、体側から湾曲して両端に出る天衣も形式化が著しく彩色も鮮やかに残っています。江戸末期頃の造顕とみられます。
【参考文献】:大野川
●五十谷観世音菩薩像 像高95cm