- エリア 豊後大野市
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ジャンル
- 歴史・神社・仏閣
施設名 軸丸磨崖仏
南面する凝灰岩壁は、高さ15mで、岩窟は高さ奥行とも6m横幅は約15mです。磨崖仏の高さは約2mで、石質は粗悪軟弱で風化損傷していますが背壁の火焔はあきらかです。頭髪は暗紅色の彩色、目には黄金をはめてありましたが、昭和10年頃盗まれてしまいました。由諸は不詳ですが、「大友興廃記巻20」によると、日羅が大野郡に来た際に、鬼神を使って一夜のうちに七ヶ所の霊仏を建立して、6番目に軸丸の阿西寺に建立したものがここの不動明王だろうと考えられています。
【参考文献】:緒方町教育委員会
●町指定史跡:昭和47年6月29日指定
●市指定史跡:平成17年3月31日指定